Aurora25 作成方法・図面

寸法を測り復元を試みました。ただし,翼断面は不明なのでNACA0012で作成しました。
説明不足で分かりにくい部分があると思います。ページ最下部から遠慮なくご連絡ください。
 図や写真,説明文を追加します。

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胴体

枠の形状と位置

 実寸大の図面は最下部からdxfファイルをダウンロードしてください。pdfファイルの100%表示でもわかります。

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 側面から見た胴体前部の枠の形状と位置です。

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 側面から見た胴体後部の枠の形状と位置です。



胴体前部の組み立て  初めに胴体前部を組み立てます。5×5㎜角のヒノキ棒とバルサ棒を使って枠を連結します。

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 ヒノキ棒とバルサ棒の位置です。長さは図面を参照してください。



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ヒノキ材の連結  ヒノキ棒の市販品は長さ900㎜なので,途中で連結します。連結位置は胴体中央部の強度を考えて主翼の位置です。

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 全体の長さは1,070.5㎜になります。



胴体中部~後部の組み立て

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 水平尾翼と垂直尾翼の連結部分はバルサブロックで作成します。



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胴体のプランク作業  曲線部分のバルサは十分水に濡らしてゆっくり曲げます。

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 接着前に曲げて取り付け位置に合わせます。少し大きめにカットします。

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 こちらは片側の直線部分を接着してから曲げました。

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バルサは十分乾燥してから接着します。そうしないと乾燥時にバルサが縮みます。


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 タンクの上に2㎜シナベニアを貼り付け,受信機とバッテリー用の取り付け板を接着します。

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 フィルムのはがれやすい部分は透明テープを貼ります。 「OK模型」のヒンジテープ(20㎜幅)を使っています。寺岡製作所の防水テープと同等品と思います。伸びないのでかえって使いやすいテープです。



キャノピー

 キャノピーは平らな台の上で歪みが無いように作成します。

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 枠間の距離は図を参考にしてください。

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 5×5㎜バルサは水で濡らして曲げ,乾燥してから使います。



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 プランク作業のあとパテで隙間を埋め,その後クリアラッカーを5~6回塗ります。最終的には黒のスプレーで塗装しました。

尾翼

芯を3㎜シナベニアにして,両側を1㎜バルサで覆います(バルサプランク)。 1㎜バルサのプランク材は中抜きしていましたが,強度不足だったのでやり直しました。

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 水平尾翼です。  カットした3㎜シナベニアを組み立てて1㎜厚バルサで両面を貼ります。  木目は写真の方向にします。

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 水直尾翼です。  カットした3㎜シナベニアを組み立てて1㎜厚バルサで両面を貼ります。



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主翼

 リブの形状と位置

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 主翼中心部から作ります。



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 リブ間補強材①に5×5㎜角ヒノキと5×5㎜バルサ棒を貼り付けます。翼の下側がヒノキです。(主脚を付けるので強度が必要です)

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 定規(自作)を使ってリブを取り付けていきます。



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 リブ翼Bに翼B2を,リブ翼Cに翼C2を貼り付けます。翼B2と翼C2の下部は翼主脚Mを取り付けるので3㎜の隙間があります。

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 翼主脚Mを取り付け,カーボンパイプを通します。



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 後で翼中心のプランク用にリブ翼Aに4×4㎜バルサを接着しておきます。



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 リブ枠C以降は接着せずにリブ間補強材で挟んでおきます。

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 平らな板の上で翼の後援(エルロン取付部分)が直線になるように仮止め釘などで固定してから定規を使いリブを固定します。



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 翼後援は上図のようにします。

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 中空になるので瞬間接着剤は使えません。水性ボンド(タイトボンドなど)を使ってマスキングテープ(建築用が安価)でぐるぐる巻きにして固定します。

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 翼中央上部の様子です。白いのは木工用水性パテです。



主翼下部とエルロンサーボ

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 主翼中央下部の枠です。

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 レーザーカッターが最大30㎝までしかカットできないので継ぐことになりました。



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 翼Nは必要ないのですが,歪みが無いように作るために使用します。



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 主翼に取り付けます。翼上面の写真です。

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 翼下面の写真です。



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 サーボ取付板です。木ネジの部分を補強します。

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 サーボ取付板を取り付けます。



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 エルロン用のリンケージ金具の取り付け板です。後退翼なので少し角度を持たせて溝を掘ります。
 写真下は補強板です。

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 中央のリブはリンケージ金具の分少しカットします。



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 エルロンの可動範囲を考えて穴を広げます。

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 リンケージ金具の形状です。



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 蓋の形状です。ビスナットで留めます。

主翼下部の蓋

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 手持ちのラッチ(かんぬき)がありましたので使いました。



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 蓋を取り付けてみました。

胴体への取り付け

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 胴体への取り付けは,前は5㎜カーボンロッド,後は取り付け金具を使いました。

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 手持ちの取付金具です。5㎜ナットです。



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 胴体側の取付金具です。

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 前部は3㎜シナベニアで補強します。ここに5㎜カーボンロッドを接着し,胴体の穴に差し込んで取り外し可能にします。



主脚取付  主脚の取り付けは3㎜シナベニアでブロックを作成してから主翼に取り付けます。

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 主脚取付ブロックです。



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 主翼裏側です。

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 穴に主脚(3㎜ピアノ線)を差し込みます。



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 翼主脚カバー(3㎜シナベニア)をはめ込み木ネジで止めます。  翼主脚カバーはフィルムを貼っておきます。

クッション材の貼り付け

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 胴体と主翼の間(隙間があります)にクッション材を貼り付けます。

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 Nittoの「防水ソフトテープ」を使用しました。



エンジンスペース・タンク・スロットルサーボ

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 エンジン部分に合わせて切り取ります。

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 タンクの取り付け。タンクの高さを調整して,胴体枠Bの円い穴に差し込みます。

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 高さ調整用のバルサを取り付け,マジックテープで留めるようにします。



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 前輪の取り付けです。バルサブロック(15㎜厚)を貼り付け,木ネジで留めます。

リンケージ

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 左から順にラダー用サーボ,エルロン用サーボ,スロットル用サーボです。  下からの写真です。

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 スロットル用サーボを上から写した写真です。



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 エレベーターとラダーのリンケージは1.5㎜ピアノ線ですが,間はバルサの丸棒です。

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 尾翼のホーンの様子です。下からの写真です。

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 バルサ丸棒が干渉しないようにラダーホーンのリンケージ用の窓はエレベーター用とは別にしてあります。



エルロン  エルロンは1個のサーボで動かします。

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 ホーン側です。1.5㎜ピアノ線をZ方に曲げるのは大変なのでロッドストッパーで止めています。

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 サーボ側です。



カラーリング

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 カラーリング参考

図面

pdfファイル  A0サイズのpdfファイルです。画像をクリックして「プログラムで開く」でご覧になれます。  別ウインドウで開きます(再読み込みをしないと表示されない場合があります)。

スチレンボード機 kakudai

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