揚力(Lift)は次のように計算できます。 -----② ρは空気密度,Sは翼面積,vは速度,CLは揚力係数です。 模型飛行機に限定し,空気密度を1.29㎏/m3,翼面積の単位を㎝2,揚力の単位をgf,速度の単位をm/sとすれば L = 0.0645 × 速度2 × 翼面積 × 揚力係数(gf)-----②' と簡単に書くことができます。 揚力係数を抗力係数に換えると抗力の計算ができます。
レイノルズ数レイノルズ数は -----③ で定義されます。 ここでρは流体の密度(kg/m3),vは流体の速度(m/s),L は長さ(m),μ は流体の粘性係数(Pa・s)です。 粘性係数は空気の場合1.83×10-5 Pa・s,空気密度は1.29㎏/m3なので,それらを代入して Re=レイノルズ数={(速度×翼弦長)÷1.46}×105 となり,レイノルズ数は翼の長さと速度で決まります。 速度が増えるほど,翼弦長が増えるほどレイノルズ数が増えます。