軽量モーターグライダー フライト日誌・仕様

midashi
最近は小型高性能のモーターやマイクロサーボなどが簡単に手に入るようになってきました。そこでハンドランチグライダーほどの質量のモーターグライダーが作れないか挑戦してみました。
簡単に作れる。
軽く壊れにくい
全重量300g程度のスケール機で高翼
滑空性能を重視
軽量化のためラダー機
取り付け角度を大きくすると滑空性能は上がりますが,パワーをかけるとすぐに迎え角が大きくなり,揚力中心が前に来て「頭上げ」します。どちらを選ぶか好みですが,グライダーなので滑空性能を重視して飛ばしています。

2019/10/11

 今日もまた手投げテストの写真です。

軽量モーターグライダー

↑この後,飛ばしましたがヒンジテープがずれてラダーがフラッターを起こしてしまいました。  おろしてラダーの上1/3ほど切り取り,ヒンジテープを伸びないタイプ(幅20㎜の「OK模型」で透明タイプ)に変更しました。ラダーの効きは問題ありませんでした。軽すぎて風の影響を受けます。

軽量モーターグライダー
軽量モーターグライダー

↑サーマルをとらえてかなり上昇しました。

2018/09/11

軽量モーターグライダー

 剛性不足解消のため後部分をカーボンパイプ(10㎜)にして取り付け角を大きくしてテストした結果,手投げで50m程滑空します。頭上げはしますがエレベーターで押さえて上昇させました。  前回までの挙動不審は消えました。やはり剛性不足でした。  よく浮きます。首がつかれます。浮きすぎて着陸に苦労しますが上空でモーターをオンにすることはほとんどありません。  風のある日は取り付け角度を落とした方が滑空性能は落ちますが風には多少強くなると思います。

↑手投げテスト

↑手投げテスト。かなり滑空性能は良好。

↑手投げテスト。滑空しすぎて方向転換しないと滑走路から外れそう。この後地面効果でさらに滑空。

仕様

主翼
 翼型clark Y
 平均翼弦 15.0
 翼長 130.0
 面積1950.0 cm2
水平尾翼
 平均翼弦 10.5
 翼長 30.0
 面積 315.0 cm2
 モーメントアーム 49.0
 水平尾翼容積比 0.53(0.30~0.60)
垂直尾翼
 平均翼弦 12.5
 高さ 19.0
 面積 237.5
 モーメントアーム 54.0
 垂直尾翼容積比 0.051(0.02~0.05)
重量
 胴体138.5 g
 主翼 94.5 g
 Lipo(2S850mAh) 51.0 g
  計284.5 g
翼面荷重 14.6 g/dm2
主翼垂直尾翼面積比 11.7 %(5~10)

詳しいデータが別ウインドウでご覧になれます。 lightweight_MG.pdf

翼型について

CLARK Y

ClarkY翼断面と特性 定番のクラークYと作りやすい下面フラットのクラークZの比較 clark Z clark Y 比較 グライダー用に適していると思われるrg翼型とクラークYの比較 rg8 rg15 Clark Y 比較

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