InterPlane Skyboy 作成方法・図面

注意 図面などで尾翼や胴体の覆い(バルサプランク)に「肉抜き」がありますが,必要ありません。「肉抜き」の効果は全体で3~4gの軽量化です。
詳しい寸法はA0サイズのpdfファイルでご覧いただけます。(最下部図面の項目)
説明不足で分かりにくい部分があると思います。ページ最下部から遠慮なくご連絡ください。
 図や写真,説明文を追加します。

InterPlane Skyboy kakudai

胴体の加工

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 2㎜厚シナベニアをすべてカットして組み立てます。

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 上の写真の①の部分は下の写真のK,Hが水平になるようにするための突っ張りです。上端を仮止めしてあります。



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 胴体下部の写真です。



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 底面はそのままで,側面は1㎜バルサを貼ります。④の部分は斜めにカットします。

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 ④の部分カットです。



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 ①の部分はメンテナンス窓として1㎜バルサを2㎜木ネジで取り付けます。 ②の部分はキャノピーで透明樹脂を取り付けます。 ③の部分はカーボンパイプを取り付けた後でバルサで覆います(バルサプランク)。 ④側面のプランク作業が終わってからバルサブロックで機首の先端を作ります。

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 カーボンパイプを瞬間接着剤で仮止めし,エポキシ樹脂で固めます。  写真はカーボンパイプではなくて手持ちの釣り竿です。



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 3㎜アルミパイプをエポキシ樹脂で取り付けます。着陸脚取り付け用です。

尾翼の取りつけ

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 尾翼取り付け部分をカーボンパイプに差し込み,接着します。2㎜厚シナベニアを2枚重ねて作製します。横方向が弱いときは0.5×4㎜カーボン板で補強するか釣り糸で引っ張ります。

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 初めに水平尾翼と水平尾翼を90°で接着します。その後胴体に取り付けます。


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 UVレジンで接着してみました。  瞬間接着剤は固まるのが早くて細かな調整できません。エポキシ樹脂では固まるまで数十分かかり,調整は可能ですがその間固定しておくのが難しいと思います。  UVレジンは角度など細かな調整をした後,片手で支えながらUVライトを60秒程度当てるだけで済みます。  十分固まったら余分な部分はルーターで削れば良いと思います。

側面・前面の加工 側面の加工

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 1㎜厚バルサで前面を作ります。角度に注意。

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 1㎜厚バルサで側面を作ります。内側を2㎜角バルサで接着します。(上図①)  側面はメンテナンスが必要なので接着せずに木ネジで止めます。5×5㎜バルサ②③④を木ネジ用に接着します。


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 側面の様子です。

先端部分の加工

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 先端部分です。バルサブロックでも良いのですが,3㎜バルサを重ねました。この後両面テープで取り付けて成形します。一番内側は中をくりぬいています。

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 両面テープで先端に仮止めし,ペーパーで成形し,パテで仕上げます。
 仕上げたら外してフィルムを張ります。
 前輪を取り付けてから再度両面テープで留めます。

風防

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 風防は薄手の塩ビなどで作製し,図の①②③の場所にマジックテープで取り付けます。写真は文具のクリアファイル無地(ブルー)を使っています。これで充分だと思います。

着陸脚 前輪

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 1.5㎜ピアノ線を,2㎜シナベニアを使って機体前面に取り付けます。
 前輪のコの字はクッションです。ピアノ線はコの字に曲げたほうが良いようです。前輪式の場合前輪が弱いと真っすぐ滑走しません。

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 2㎜ビスナットで3か所留めます。ネジが緩まないように塗料を塗ります。その後先端のブロックを両面テープで止めます。



1.5㎜ピアノ線では弱かったので2.0㎜ピアノ線に変更しました。

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 2㎜ピアノ線を2回巻きました。苦労しました泣顔

後輪  後輪はバネを利用してショックを吸収する構造にしてみました。

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 釣り糸と小さなバネで引いています。左右別々に動きます。形状は下の図を参考にしてください。
 機体に当たる部分は1㎜厚アルミを両面テープで留めます。

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 ピアノ線の曲げ方です。飛行場のラフの深さにより長さを決定します。

 主脚(後輪)は主翼にできるだけ近づけます。(できるだけ前にします)主脚の前の部分を軽くしないと離陸が難しくなります。

上記方法はなかなかうまくいきません。もう一工夫必要です。泣顔  以下のこの方法が作りやすくて良いという結論です。現在こちらを使っています。

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 枠Iに3㎜シナベニアを貼り付けます。1.5㎜シナベニアで着陸脚の形状に合わせて溝を作ります。

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 1㎜アルミ板で上から押さえます。3㎜木ネジで止めました。



主翼 主翼  初めに2㎜シナベニアPとQで2×5ヒノキをサンドイッチにして上反角を作ります。上反角は15/366です。  次に中心の2枚のリブを接着した後にリブの上に3×3㎜バルサを接着します。ヒノキの真上です。  順次リブを接着していきます。両端は長いリブを使います。

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 中心の連結部分



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 前縁と後縁材を取つけてペーパーで成形します。  次に1㎜バルサで前1/3を覆います(バルサプランク)。  両端を2×10㎜バルサで補強します。

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 翼端です。



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 エルロンサーボの取り付け場所を作ります。
 下からの写真です。

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エルロン  エルロンは2㎜バルサと1㎜バルサで4×4㎜角バルサを挟んでつくります。1㎜バルサは縦に使います。  ホーンは2㎜シナベニアです。

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リンケージと配線

リンケージ

 エルロンは1㎜ピアノ線です。  ラダーとエレベーターホーンは釣り糸で「リンケージ」します。プロペラが後ろにあるのでカーボンパイプの左右を通します。

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軽量モーターグライダー

軽量モーターグライダー エレベータとラダーはヒンジテープの他に,薄い塩ビシートを用いて下図の①または②の方法があります。

配線

esc接続

支柱

 支柱をつけた方がより実機に近くなります。

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 支柱は2×5ヒノキを2㎜シナベニアで繋ぎます。  開いた方の2か所に0.5㎜程度のピアノ線を取り付け,主翼のアルミ板に差し込みます。  ピアノ線は釣り糸で巻いたあと瞬間接着剤で留めます。

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 主翼に0.3㎜厚アルミ板を両面テープではりつけます。アルミ板には1㎜程度の穴を開けておきます。写真は主翼上面です。


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 支柱を主翼のアルミ板に差し込みます。  支柱のピアノ線は前側のみ曲げておきます。

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 胴体と支柱はマジックテープで留めます。  ビニールシートを使っています。



図面

pdfファイル

 A0サイズのpdfファイルです。画像をクリックして「プログラムで開く」でご覧になれます。  別ウインドウで開きます(再読み込みをしないと表示されない場合があります)。

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