SZD-45A Ogar フライト日誌・仕様・実機写真

midashi
ッシャー式のモーターグライダーです。初期型はT字尾翼なので後が重くなってしまい,結果として総重量が大きくなりすぎてしまいとてもグライダーと言える性能は出ませんでした。
設計をやり直して翼面荷重を下げ,翼端に車輪を付けて滑走離陸が可能なようにしました。「HobbyEagle A3-L」3軸ジャイロを搭載して安定して飛びます。マニュアル車からオートマチック車に変更です。笑顔

SZD-45A Ogar

↑2010/09/12  旧機体です。  性能が悪すぎました。滑空しないし非力でした。

↑2020/09/16  新機体が大幅に改善して完成しました。テスト飛行待ちです。

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2021/09/19  尾翼をバルサにカーボンパイプをジュラルミンパイプに変更しました。

SZD-45A Ogar

↑離陸はスムーズにいったのですが……

↑後が重くなってしまって着陸に苦労しました。次回は錘を追加して再度挑戦します。

2020/12/26

SZD-45A Ogar

↑舵の効きを確認。ジャイロのロックモードで離陸し,上空でノーマルモードにするので打ち合わせです。操縦はベテランU氏。ベテランはついついラダーやエレベータースティック操作してしまいます。条件反射ですね。管理人は撮影です。

↑傾きましたが自動で水平に戻ります。感度調整が必要です。

 Movie 

↑ジャイロのロックモードでの離陸ですが,もう少し感度調整が必要です。スロットルだけで離陸しています。撮影がヘタで申し訳ありません。  白い機体はファインダーでは良く見えません。

↑近くの空き地に不時着。犯人は管理人泣顔  幸い無傷でした。

SZD-45A Ogar

↑ベテランY氏の操縦。

SZD-45A Ogar

↑素直な飛びです。

SZD-45A Ogar

↑滑空性能はまあまあです。

 初号機から気が付くと10年たっていました。他に興味が行ってしまい長いこと手付かずでした。  ブームを15~20㎜のカーボンに変更して尾翼をバルサにした方が良いようですが,スケール機なので前にもう少し錘を追加しなければなりません。思案中です。  図面では12㎜カーボンですが,手持ちがなくて使用しているのは10㎜カーボンです。

2020/12/13

↑滑走テストのつもりがうっかりパワーをかけすぎて上昇してしまいました。

SZD-45A Ogar

↑エルロンの動作範囲が少なく,舵が効きませんでした。  どこに隠れているでしょう?泣顔

2020/11/15  今日は風が強く残念ながら滑走テスト2回目で終わりました。

↑滑走開始

↑軽々と離陸します。残念ながらすぐに降ろしました。モーターグライダーはやはり滑走して離陸がいいですね。

2020/09/19

SZD-45A Ogar

↑滑走テストの結果パワーをかけると前のめりになりました。前輪の取り付け位置を前にずらします。再度挑戦です。尾翼の補強をやり直します。

2 仕様

主翼
 翼型Clark Y
  平均翼弦15.1
翼長162.4
 面積2452.2cm2
水平尾翼
 平均翼弦7.5
 翼長40.0
 面積300.0cm2
 モーメントアーム44.2
 水平尾翼容積比0.36(0.30~0.60)
垂直尾翼
 平均翼弦12.0
 高さ15.0
 面積180.0
 モーメントアーム44.7
 垂直尾翼容積比0.020(0.02~0.05)
重量
 胴体264.0g
 主翼208.0g
 Lipo 3S 1,000mAh96.0g
  計572.0g
翼面荷重23.3g/dm2
主翼垂直尾翼面積比7.3 %(5~10)

詳しいデータが別ウインドウでご覧になれます。 SZD-45A Ogar.pdf

翼型について

CLARK Y

ClarkY翼断面と特性 定番のクラークYと作りやすい下面フラットのクラークZの比較 clark Z clark Y 比較

3 実機について

 ポーランドのSZD(Szybowcowy Zak?ad Do?wiadczalny=滑空実験ステーション)のモーターグライダーです。  最初のプロトタイプは,1973年5月29日に34 kWのスタークスタモエンジンを搭載して飛行しました。 コクピットとエンジンを収容する胴体ポッドのキールから伸びる管状アルミニウム合金管状ブームにTテールを備えています。  構造にはさまざまな素材が使用されており,耐荷重性のある2つの木製フレームの上にガラス繊維のコックピットシェルが付いています。  翼は合板で皮を剥がし、ガラス繊維で覆われた木製の単一桁構造です。  エンジンは胴体ポッドの後部に取り付けられており、翼の後縁と同じレベルにあり,プッシャープロペラを駆動しています。64機の生産されました。(Wikipedia)

2006/08 イギリスのグロスターシャー州ケンブル飛行場のポピュラーフライングアソシエーションラリーにて Original image: wikimedia commons Copyright:[public domain]

Original image: flickr.com Photo by [Steve Hall]

主翼
 翼型clark Y
 平均翼弦16.0
全長6.01m
全幅10.5m
翼面積11.52m2
自重222kg
最大離陸重量454kg
エンジン
ツインシリンダー2ストローク64pH
最大速度140km/h
クルーズ速度109km/h
実用上昇限度2,700m
乗員1

実機の翼型はFX 61-168です。翼長が長いのでかなり翼が厚くなっています。

SZD-45A Ogar
 YouTube 

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