Wassmer WA-41 作成方法・図面

詳しい寸法はA0サイズのpdfファイルでご覧いただけます。(最下部図面の項目)
説明不足で分かりにくい部分があると思います。ページ最下部から遠慮なくご連絡ください。
図や写真,説明文を追加します。

Wassmer WA-41
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胴体の加工

↑枠の名前と位置の略図です。

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↑初めにC,D,Iを組み立てます。三角コーナーを取り付けて正確に直角にします。すべて2㎜厚シナベニアです。

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↑A1とA2,H1とH2,Jを2枚貼り合わせます。E1の下部にE2を貼り付けます。タイトボンドを使います。  5×5㎜ヒノキを使ってそれらとB,C,Eと接着します。

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↑横からの写真です。三角のコーナーで補強します。

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↑下面は5×5バルサです。ここに前輪を取り付けます。

↑5×5ヒノキと5×5バルサでE,F,G,Jを繋ぎます。

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↑最後部です。下から写しています。

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↑ここまでの状態を上から写した写真です。

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↑5×5ヒノキの前後を2㎜シナベニアで補強します。この補強材と三角コーナーはエポキシ樹脂で繋ぎ目を補強します。

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↑前後ヒノキの連結部分の拡大。

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↑エンジンカバーを三角バルサで取り付けます。

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↑E~F~G~Jの上面を2㎜厚バルサ幅10㎜で繋ぎます。少し長めにカットして合わせながら形を整えます。両端を1㎜高さ2㎜残します。イメージは下図を参照してください。

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カット図面にはありません。

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↑すべて取り付けた図です。

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↑カウルの部分は2㎜厚バルサを曲面で貼ります。  少し大きめにカットしたバルサを2~3時間水に浸し少しずつ曲げていきます。ある程度曲面ができたら貼る部分に合わせ仮止めして十分乾燥するまで1日程待ちます。  片側で3か所あります。

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↑三角コーナーの部分に2㎜バルサを取り付けて全体の高さを整えます。写真はパテを塗った状態です。

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↑10×20㎜バルサで垂直尾翼取り付け板を取り付けます。(あちこちパテを充填しています) カット図面にはありません。

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↑最後部に10×20バルサを取り付けて成形します。 カット図面にはありません。

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↑枠のスパンの大きい個所を補強します。  最後にクリアラッカーを塗り,400番程度のサンドペーパーで磨きます。

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↑胴体前部です。モーターの形状により穴の大きさは異なってくると思います。3㎜バルサで少し大きめにカットしてペーパーで形を整えます。  前部を10㎜短くしました。図面は訂正してあります。

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↑前部の下に2㎜厚バルサを貼ります。 カット図面にはありません。

↑バルサブロックの形状は写真を参考にしてください。 カット図面にはありません。  2㎜厚バルサは2㎜木ネジで留めます。木ネジの受け側は5×5㎜バルサを貼り付けておきます。

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↑ペーパーで形を整えます。

尾翼

↑垂直尾翼とラダーは1㎜バルサを芯にして2㎜バルサで挟みます。合計の厚さは5㎜になりますが,5㎜厚バルサは反っていることが多いのでこの方が良いと思います。 滑走時のラダーの利き(直進補正)が悪いので18㎜幅を増やしました。  図面は2020/05/25に書き直してあります。

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↑垂直尾翼の写真は図と異なっていますが,バルサがもったいないので余ったバルサを使いました。強度は1枚(図)の方が優れています。  接着はタイトボンドを少し水で薄め絵の具筆で塗りました。平らな板で挟み,重しを載せて一日起きます。

↑水平尾翼とエレベーターも1㎜バルサを芯にして2㎜バルサで挟みます。

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↑水平尾翼の方が小さくなっています。

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↑エレベーターは1㎜アクリサンデーで左右連動させます。

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↑尾翼全体の様子です。

主翼

↑主翼の中心部分の図です。  上反角は49.1/550(5.1°)です。Eの部分を正確に作ります。

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↑三角材を使い正確に90°を出します。D E 1㎜厚バルサ E D の順に接着し,5×5ヒノキが差し込めるように接着します。

↑平らな板の上で工作します。

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↑初めに5×5㎜ヒノキを接着します。

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↑5×5㎜ヒノキの下に5×5㎜バルサを取り付けます。 1×48×25㎜バルサで間隔を取りながらリブを置いていきます。1㎜バルサは接着しますが,リブは接着しません。  平らな板の上でゆがみを訂正し,マスキングテープで数か所止めた後に接着剤を流し込みリブを接着します。

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↑後上側の5×5㎜バルサを取り付けて接着します。48㎜間隔です。(芯芯距離ではありません)  このあと5×5㎜ヒノキ,5×5㎜バルサ,1×48×25㎜バルサとリブを接着します。  リブの四角い穴はサーボコネクターを通すものです。

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↑エルロン部分以外の後縁に3㎜バルサを取り付け成型します。この状態でクリアラッカーを塗ります。

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↑エルロンサーボの取り付け部分です。

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↑翼端はリブR1の外側にバルサブロックを貼り付け成型します。

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↑中心部分に3㎜厚12㎜幅バルサを取り付けてリブの高さに成型します。これが無いとフィルムが貼れません。

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↑中心部分に1㎜厚カーポン板で補強します。 長さは100㎜です。

エルロン

 エルロンは2㎜厚バルサに10×10㎜バルサを接着してペーパーで傾斜を付け,上から2㎜厚バルサを接着します。

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キャノピー

↑概略図です。  a1とa2は上図のように1.5㎜バルサベニアを貼り合わせます。素材の無駄がないようにカットし,反らないように貼り合わせます。

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↑後部の e に5×5バルサを貼り付けてペーパーで e の曲線に合わせて削ります。

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↑後部の張り出したカバー部分を1㎜バルサで作ります。10×1㎜バルサで繋ぎます。

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↑後部の張り出したカバー部分を e に取り付けます。  張り出しの後縁は1×5㎜バルサを水で湿らして瞬間接着剤で留めます。その後,レジン(紫外線硬化型樹脂)またはエポキシ樹脂で固めます。

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↑上部を貼る前に,f1とf3の外側に5×5㎜バルサを貼り付けます。  d を取り付けます。dの外側に5×5㎜バルサを貼り付けます。  上部は1㎜バルサです。3分割で貼りました。つなぎ目は裏から1×10㎜バルサで補強します。  写真はパテを塗っています。

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↑0.5㎜厚塩ビシートを2×6㎜木ネジで止めます。

着陸脚とモーター

着陸脚  着陸脚は前輪について新方式で作製してみました。すべてアルミ製です。質量はタイヤを含めて40gです。

↑1.5㎜ピアノ線を芯にしてバネの中を通します。押しバネなのである程度以上は縮みません。また,伸びすぎないようにピアノ線の先端を曲げています。

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↑押しバネ 0.8×6×70㎜ ステンレス Wakisangyo Co., Ltd (和気産業株式会社)

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↑後輪です。2×20㎜アルミで作製します。写真は作製途中です。まだ曲げ方が足りません。下図のようになります。

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モーターの取り付け  ワッシャーを挟んでダウンとサイドスラストをつけます。この形で取り付け板に差し込み,反対側をナットで止めます。ワッシャーは樹脂製でやや厚めです。飛行状態を見て増減します。

小川精機 OMA-3810-1050

リンケージと配線

リンケージ

 ラダーとエレベーターサーボ取り付け板を取り付けます。左右同じ位置です。  5×5㎜バルサを貼り付け高さをそろえます。(カバーフィルムを貼るため)

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↑ラダーのリンケージです。サーボホーン側はZ字に曲げ,ラダーホーン側はロッドストッパーです。  トルクが大きいサーボホーンの中ほどの穴を利用しています。

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↑エレベーターのリンケージです。ラダーと同様にとりつけます。メンテナンスを考え上側にエレベーターホーンを取り付けました。

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↑水平尾翼の下側は開いているので,フィルムを貼った上から1㎜厚バルサを両面テープで取り付けます。

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↑エルロンサーボとホーンです。フィルムを貼る前にサーボ延長コードを通しておきます。

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↑主翼の中心部分です。5㎜ナットで取り付けるようにしました。  写真の白い部分は5㎜厚のクッション材です。  発泡ポリエチレンのコーナークッションを利用しています。

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配線  ジャイロを使用しない通常の接続です。  初めにこの回路でサーボの動作やモーターの回転を確認してからジャイロを組み込みます。

esc接続

 ジャイロはNX3を使用しました。機体内部のスペースが広いので特に問題なく取り付けられます。  取り付けと調整については「飛行機用ジャイロ」のページをご覧ください。

送信機の3ポジショントルグスイッチが使える場合  オフモード ⇔ レートモード ⇔ ホールドモード のように切り替えられます。 2ポジショントルグスイッチの場合  オフモード ⇔ ホールドモード は切り替えられません。  オフモード ⇔ レートモード または  レートモード ⇔ ホールドモード の切り替えになります。

機種名と機体番号

 機種名と機体番号を「レーザーカット」してみました。カバーフィルムです。  文字の作製とカット方法は「CADとレーザー加工」のページをご覧ください。 機体番号は次のようになっています  国籍記号 日本JA  ピストン単発飛行機 3001~4999  ピストン多発飛行機 5001~5999  末尾文字は何でもよいようですが,日本航空は末尾にJ,全日空は末尾にAを使っています。

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↑プロペラコーンを付けました。

図面

pdfファイル

 A0サイズのpdfファイルです。画像をクリックして「プログラムで開く」でご覧になれます。 別ウインドウで開きます(再読み込みをしないと表示されない場合があります)。


参考資料    ▶「Target For Today」 より    ▶Wassmer40_3v Wassmer 40と41とは垂直尾翼の形状が異なります。40の図面と写真を参考に作製しました。

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