Gruse bo15 作成方法・図面
● | パラソル翼で後退角が付いています。 |
● | 形が複雑で作るのに時間がかかりました。 |
1 胴体の作製
胴体枠と配置
↑ 機体中心枠を基準に他の枠を取り付けていきます。
↑初めにCとDの間にサーボ取り付け板を接着します。次に2×5ヒノキを接着し、各枠が平行になるように取り付けます。
AB-1(カット図なし)は枠AとBに接着します。AB-2は枠B2に接着します。枠B2とBは接着しません。AB-2と枠B2で取り外し可能な蓋を作ります。
後から改造したので写真とは少し異なります。図面は訂正してあります。
↑2×5ヒノキは曲げにくいときは霧吹きで濡らします。
↑ジュラルミンパイプは長さ345㎜です。
ジュラルミンパイプは高校弓道部の廃棄品です。
枠BC間下部の曲面の作り方
↑BC間の下面を側面と下面を曲面にしあげます。
100番のサンドペーパーで仕上げました。
前輪取り付け板
↑破損することも考えられるので枠BCに取り付け、プランク材から独立させます。
↑A~B~C間のプランク(1.5㎜厚バルサ)の様子です。角は直角で、軽くサンドペーパーで丸めます。
大きなサイズのバッテリーが入るように改造しました。図面は訂正してあります。
↑前面上部の蓋を作ります。枠B2とA-B2に1.5㎜バルサを貼ります。
尾翼取り付け板とブーム
↑ジュラルミンパイプに差し込んで接着します。バルサ板を挟んであるのは角度見るためです。
初めに瞬間接着剤で仮固定したあとでエポキシ樹脂接着剤でしっかりと固定します。
↑ジュラルミンパイプに被せて木工用ボンドで接着しました。洗濯バサミは角を挟みます。
バルサプランク・塗装
↑1.5㎜厚バルサでプランクします。つなぎ目は段差が生じるのでパテで埋めて400番程度のサンドペーパーで仕上げます。
↑カバーフィルムの貼りにくい部分はラッカースプレーで着色します。新聞紙とマスキングテープで丁寧に着色しない部分を包みます。
↑下面に開口部がありますが、メンテナンス用に取り外し可能な蓋を取り付けます。(後述)
2 主翼の作製
↑カーボンパイプを通す予定でしたが、直径5㎜のヒノキ棒を使いました。
↑前縁,中心,後縁材にバルサを貼り付けてカットします。これによりリブの位置が正確に決められます。
↑翼端の下面です。翼端材はリブの再下面に取り付けます。
↑翼サーボの取り付け板です。角度を決める定規としても使います。
↑サーボ取り付け板の胴体側に主翼支柱受けを接着します。
エルロンの作製
↑ペーパーでエルロン材と6×6㎜バルサをリブの高さに加工します。
↑ヒンジを使うかヒンジテープを使うかによって断面のカットが異なります。どちらにしても可動範囲を±40°ほどにします。ヒンジテープの場合は主翼側もカットします。
3 尾翼の作製
↑カーボン平板に垂直尾翼を差し込んで2㎜ビスナットで固定します。破損のことを考えて接着はしません。
垂直尾翼は2㎜厚シナベニアです。
↑水平尾翼と主翼取付板が平行になるように注意します。
↑ホーンを取り付けた位置の近くにずれ防止材を取り付けます。
糸でリンケージする場合は必要です。
4 機器の取り付け
バッテリーの取り付け
↑バッテリー取付板を取り付けるための10×10㎜バルサを取り付けます。
↑バッテリー取付板の下にESCと受信機を置くので、取付板は木ネジ(皿ネジ)で取り付けます。
サーボの取り付け
↑メンテナンス可能が確認するために、主翼取付板をカーボンロッドと枠Cを利用して取り付けた後にサーボを取り付けてみました。
↑サーボのスペースが狭いのでネジ留めは磁石を使うと便利です。
↑エルロンホーンは下面から取り付けコードを外に出します。
モーターの取り付け
↑主翼留めは仮に取り付けています。最後に取り外します。
↑最終調整のとき,重量バランスの関係で写真よりも少し後ろにさげました。
↑バッテリー取付板を木ネジで取り付けてあります。
この下に受信機とESCを入れます。
糸によるリンケージ
↑エレベーターとラダーのサーボホーンに釣り糸を結び,瞬間接着剤で留めます。5㎜程度の遊びを作ります。4号の釣り糸です。
↑機体に糸を通すには樹脂製のパイプを使います。釣り糸をパイプの中に通してパイプを引き抜きます。
5 車輪の取り付け
↑2㎜ピアノ線を使って少し長めに車輪を取り付けます。ピアノ線が曲がることも考えられますが、機体を壊すより曲がったほうが良いと思います。
↑
6 支柱
翼取付板支柱
↑翼取り付け板は枠C,カーボンロッド,アルミ板でとりつけます。アルミ板は上のように加工します。手曲げで曲線を作ります。
↑
主翼支柱
主翼支柱は強度はありません。サーボコード,ソケットを支えています。
↑クリップほ切って作製しました。釣り糸2号で巻いてエポキシ樹脂接着剤で固めます。
↑翼側は差し込みます。ヒノキ棒は曲がるので翼取り付け後も差し込みできます。
翼の前側が支柱,後側がカーボンロッドです。
↑ヒノキの支柱にエルロンサーボのソケットをテープで留めます。ヒンジテープを使いました。
↑胴体側は取り外し可能ですが,付けたままで収納できます。
7 メンテナンス窓
メンテナンス窓は1㎜厚バルサで作り,透明テープで留めます。
↑尾翼サーボ下側メンテナンス窓
車輪をウルトラライトホイールに換えました。6g減量です。
8 図面
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