OV-10 Bronco 作成方法・図面

詳しい寸法はA0サイズのpdfファイルでご覧いただけます。(最下部図面の項目)
説明不足で分かりにくい部分があると思います。ページ最下部から遠慮なくご連絡ください。
 図や写真,説明文を追加します。
リンケージを変更しました。糸が多くて主翼の取り外しが厄介でした。(2021/02/26)
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主翼

 翼断面はクラークYです。2㎜バルサ,3㎜バルサと両端は5㎜バルサで作製します。  2×5×898㎜のヒノキと3×3㎜バルサの間にリブを挟んでいきます。

↑エルロンサーボ取り付け板を取り付けるための5×5㎜バルサを取り付けます。

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↑エルロンは2㎜厚バルサと1㎜厚バルサで4×4バルサを挟んで作ります。

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胴体

左右の胴体

 二の胴体をカーボンパイプで連結します。写真では主翼の後縁部分は2×5ヒノキですが,強度の関係で5㎜のカーボンパイプに変更しました。  前のカーボンパイプは10㎜径ですが,内側をモーターのコードなどを通すので12㎜が良いと思います。  現在,近くの学校の弓道部から廃棄品のジュラルミンの矢を頂き,それを切って使っています。

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↑下部は補強材を適当にいれます。写真を参考にしてください。

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胴体中央  二分割で作成します。前方はバルサブロックで作成します。後側は1㎜バルサを貼ります。  写真は二分割の前方だけ側面を貼ってあります。仕切りのシナベニア(前,中,後)と下面の5×5バルサ棒を接着し,主翼基準線をそろえてカーボンパイプを接着します。  前方の10~12㎜のカーボンパイプにはモーターのコードを通す穴を三ヶ所ルーターで開けておきます。  そのあと各部を接着します。

↑下から写した写真です

中央胴体後部

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尾翼

  2㎜バルサに無理にヒンジを付けましたが,出っ張りが多くなりあまりよくありませんでした。クリアフォルダーの透明タイプを利用したところスッキリしました。

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↑サーボ用の穴は開けていません。

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↑胴体と尾翼の完成です。

キャノピー

 キャノピーは0.3㎜厚のプラシートを使いました。

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↑シートを大きめにカットして切り込みを入れ,折り曲げます。枠に当てて先に下図のAの部分を2㎜木ネジで止めます。  その後小さなハサミで切りながら枠に合わせていきます。

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↑赤い矢印の向きに曲げます。  木ネジのプラ板の穴は2㎜ドリル刃を使って手作業で開けます。

着陸脚

 着陸脚は2㎜ピアノ線を曲げて作ります。それを1㎜厚のアルミ板を加工して留め具を作ります。衝撃を受けた場合,前方のアルミ板が曲がり,脚が外れて機体を守ってくれます。

主脚
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↑左右対称です。

前輪

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↑クッションも兼ねて折り曲げています。

全体図

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↑前輪を曲げて水平を調整します。

リンケージと配線

リンケージ  エルロンとエレベーターのリンケージは1㎜ピアノ線です。ラダーは片方を釣り糸で「リンケージ」し,もう一方のラダーと1㎜カーボンロッドで「リンケージ」します。 前方の10~12㎜カーボンパイプの中をモーターのコードとラダーサーボとエルロンサーボの延長コードを通します。延長コードはコネクターがパイプ内を通らないのでいったん切り離してはんだ付けしました。

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↑上図の左がエレベーターサーボ(水平尾翼に取り付けます),右がラダーサーボ(胴体下に取り付けます)となるように配線します。  ラダーサーボは胴体下側に0.5㎜のプラスチック板で取り付けます。

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↑エレベーターサーボは水平尾翼に取り付けます。水平尾翼が2㎜厚バルサなので裏側は0.5㎜プラスチック板です。  サーボとプラスチック板でバルサを挟み,2㎜木ネジで留めています。

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↑プラスチック板を下から見た写真です。

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↑エレベーターは1㎜ピアノ線とロッドストッパーで「リンケージ」します。  ラダーは片方をサーボと糸(釣り糸)で「リンケージ」し,両方のラダーをロッドで「リンケージ」します。

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↑糸でなくてもピアノ線でも良いと思いますが,軽量化を目指しています。

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↑糸で「リンケージ」するときのラダーホーンの取り付けです。  ホーンは2㎜シナベニアです。フィルムとの間に隙間がありますが,この部分とホーンをエポキシ樹脂接着剤で補強します。

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↑両方のラダーでホーンの配置が異なります。

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↑ロッドで左右を連結するためのホーンです。

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↑糸によるラダーの「リンケージ」を下から見た写真です。

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↑ラダーどうしの「リンケージ」です。1㎜カーボンロッドの両端にL字型の1㎜金属ロッド(ピアノ線など)をエポキシ樹脂接着剤で取り付けます。  金属ロッドはZ字に曲げずに,抜けないようにエポキシ樹脂接着剤で止めを作ります。  エルロンは1㎜ピアノ線とロッドストッパーで「リンケージ」します。

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↑ホーンは2㎜シナベニアなのでエポキシ樹脂接着剤で周りを補強します。 尾翼は1.0㎜カーボンロッドで補強しました。

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配線  5V電源は片方のESCを使います。

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ジャイロの取り付け

 3軸ジャイロを取り付けてみました。

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↑ジャイロは0.5㎜アクリサンデーに両面テープで取り付け,アクリサンデーを2㎜木ネジで機体に取り付けています。  図の青線の部分は2×5㎜ヒノキが通っていましたが切り取っています。

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↑新たに1㎜厚バルサで蓋を作り4カ所を2㎜木ネジで止めます。 ジャイロの感度調整ボリュームの位置とディップスイッチの部分に窓を開けます。

↑ジャイロはP1-Gyroです。取り付けと調整については「飛行機用ジャイロ」のページをご覧ください。

電解コンデンサ

↑16V3,300μF電解コンデンサ BEC回路の低電圧対策として10V,2,200μFほどの電解コンデンサが必要です。 空きチャンネルに差し込みます。

図面

pdfファイル  A0サイズのpdfファイルです。画像をクリックして「プログラムで開く」でご覧になれます。 別ウインドウで開きます(再読み込みをしないと表示されない場合があります)。

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参考資料  「Target For Today」  より  NorthAmerican OV-10 Bronco

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