主翼
翼断面はクラークYです。2㎜バルサ,3㎜バルサと両端は5㎜バルサで作製します。 2×5×898㎜のヒノキと3×3㎜バルサの間にリブを挟んでいきます。
胴体
左右の胴体二の胴体をカーボンパイプで連結します。写真では主翼の後縁部分は2×5ヒノキですが,強度の関係で5㎜のカーボンパイプに変更しました。 前のカーボンパイプは10㎜径ですが,内側をモーターのコードなどを通すので12㎜が良いと思います。 現在,近くの学校の弓道部から廃棄品のジュラルミンの矢を頂き,それを切って使っています。
胴体中央 二分割で作成します。前方はバルサブロックで作成します。後側は1㎜バルサを貼ります。 写真は二分割の前方だけ側面を貼ってあります。仕切りのシナベニア(前,中,後)と下面の5×5バルサ棒を接着し,主翼基準線をそろえてカーボンパイプを接着します。 前方の10~12㎜のカーボンパイプにはモーターのコードを通す穴を三ヶ所ルーターで開けておきます。 そのあと各部を接着します。
中央胴体後部
尾翼
2㎜バルサに無理にヒンジを付けましたが,出っ張りが多くなりあまりよくありませんでした。クリアフォルダーの透明タイプを利用したところスッキリしました。
キャノピー
キャノピーは0.3㎜厚のプラシートを使いました。
↑赤い矢印の向きに曲げます。 木ネジのプラ板の穴は2㎜ドリル刃を使って手作業で開けます。
着陸脚
着陸脚は2㎜ピアノ線を曲げて作ります。それを1㎜厚のアルミ板を加工して留め具を作ります。衝撃を受けた場合,前方のアルミ板が曲がり,脚が外れて機体を守ってくれます。
主脚前輪
全体図
リンケージと配線
リンケージ エルロンとエレベーターのリンケージは1㎜ピアノ線です。ラダーは片方を釣り糸で「リンケージ」し,もう一方のラダーと1㎜カーボンロッドで「リンケージ」します。 前方の10~12㎜カーボンパイプの中をモーターのコードとラダーサーボとエルロンサーボの延長コードを通します。延長コードはコネクターがパイプ内を通らないのでいったん切り離してはんだ付けしました。
↑糸でなくてもピアノ線でも良いと思いますが,軽量化を目指しています。
配線 5V電源は片方のESCを使います。
ジャイロの取り付け
3軸ジャイロを取り付けてみました。
↑ジャイロはP1-Gyroです。取り付けと調整については「飛行機用ジャイロ」のページをご覧ください。
↑16V3,300μF電解コンデンサ ●BEC回路の低電圧対策として10V,2,200μFほどの電解コンデンサが必要です。 空きチャンネルに差し込みます。
図面
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参考資料 ▶「Target For Today」 より ▶NorthAmerican OV-10 Bronco