● | できるだけ簡単に作れてよく飛ぶ機体を目指しました。 |
● | 発泡ポリスチレン(通称発泡スチロール,EPSと略します。商品名「デコパネ」「紙貼りパネル」など)で作成しました。 |
● | ほとんど両面テープで作ります。このサイトで最も簡単に作れます。なにせ主翼にはリブがなく平板です。面倒なフィルム張りもありません。二種類作ってみました。タイプⅠは翼長55㎝,タイプⅡは翼長80.7㎝です。 |
● | EPSは衝撃で割れるので,発泡ポリプロピレン(EPPと略します。)でも作ってみました。 |
● | 上反角0で中翼機なので初心者の方は3軸ジャイロ搭載をお勧めします。 |
2022/03/13(タイプⅢ EPS) やや風のある一日でした。午後からは風が強くなり飛行は無理でした。 風があると着陸が難しくなります。
2022/01/09(タイプⅢ EPS)
2021/12/12(タイプⅢ EPS) 今日は風がありました。 後退翼にして胴体を少し長くしました。予算の都合で文具店で購入した7㎜厚のEPSです。 風の中非常に安定しています。 ジャイロを切ってテストしたかったのですが風が強かったのでジャイロのノーマルモードで飛ばしました。
安定して飛びます。 画面右から左へのの風が強く,スロットルが同じだと相当速度が異なります。 風下での旋回は早めの操作が必要です。
2021/11/21(タイプⅡ EPP) 滑走路付近は無風に近いのですが,上空は風が少しありました。
●上反角0なので,風に巻かれるとエルロンで回復できずにダイブしてしまいます。少し後退翼にして胴体を少し伸ばしてみて安定性を見てみます。 まだまだ改良が必要です。
2021/09/26(タイプⅡ EPP) 2セルバッテリーとGWS8040ペラです。 ウイングレットを取り去り,着陸脚を1.5㎜ピアノ線から2.0㎜ピアノ線に換えました。
2021/07/11(タイプⅡ EPP) 2セルバッテリーとGWS8040ペラに換えて飛ばしてみました。
特に問題なく飛びました。推力も十分です。効率も良いようです。
2021/03/14(タイプⅡ EPP) あいにく風が強かったのですが思い切って飛ばしてみました。
2回目の飛行のとき風下に流されて機体の向きが分からなくなってしまいました。ベテランU氏にバトンタッチして何とか滑走路近くに持ってこれました。
2021/01/31(タイプⅡ EPP)
1月にしては暖かくあまり風もなくフライト日和でした。
タイプⅡのエルロン,エレベータ,ラダーの面積を翼の50%程度にしてサーボを高速のデジタルサーボに換えれば似たような飛びを見せるかもしれません。
2021/01/24(タイプⅡ EPP)
早朝の雨も上がり午前中は風も弱く曇りでした。午後から晴れました。
2021/01/16(タイプⅡ EPP) 10㎜厚EPP(発泡ポリプロピレン)で作成しました。翼厚が増えたのですが特に問題なく安定しています。やはりウインクレットを付けたほうが更に安定すると思います。
↑写真が良く撮れませんでした。
2020/12/26(タイプⅡ) 今年最後のフライトでした。風もあまりなく久々の好天でした。
2020/12/20(タイプⅡ)
風が強かったのですがせっかく出かけてきたのでジャイロを信じて無理して飛ばしました。みんな心配そうに見守っていました。
2020/12/13(タイプⅡ) 7㎜厚のデコパネで少し大きめに作ってみました。翼長も増やしました。
尾輪式なので置いたとき機首を上げた状態です。その状態でジャイロをロックモードにして離陸しました。 スロットル以外の操作はいりません。真っすぐ上昇していきます。上昇したところでのジャイロをノーマルモードにしました。
↑記念撮影
翼長が伸びたので少しロールが苦手になったようです。モーターも変えました。
2020/11/29(タイプⅠ)
3軸ジャイロBigaole 3G-Aをテストしてみました。 設定については「ラジコン飛行機の機器」の「飛行機用ジャイロ」をご覧ください。 風か強くロック(AVCS)モードはテストできませんでした。ノンロックモード(通常のジャイロモード)では細かにエルロンが動き自動で補正してくれるので非常に飛ばしやすいと感じました。もう少し推力が欲しいのでモーターを取り換えてロック(AVCS)モードも次回テストしてみます。 送信機でスイッチの切り替えができるのは本当に便利です。 モーターを「TAROT MT 1806 2280 KV」,バッテリーを3S450mAhに変更しました。 ノーマルのジャイロモードでテスト飛行しましたが,On,Offではっきり違いました。Onでは急に上手くになったように錯覚します。 離陸時にパワーをかけても真っすぐ上昇します。風もありましたが着陸もスムーズです。 次回はロックモードを重点的にテストしてみます。3D以外でも使えると思います。
2020/11/01(タイプⅠ)
↑胴体左右の2×5㎜ヒノキを1×5㎜カーボン平板にし,着陸脚を取り付けました。
↑簡単に作れて操縦し易い機体です。揚力係数が小さいので翼面荷重の割には少し早く飛びます。
2020/10/25(タイプⅠ)
2020/10/21(タイプⅠ)
2020/10/18(タイプⅠ)
↑脚が無いので手投げです。
↑主翼は平板ですが普通に飛びました。翼断面とは何なのでしょう。 ただし,抵抗は大きいようです。
↑翼面荷重をもう少し減らさないと最低速度が速すぎです。あと,油断するとスパイラルダイブ気味になります。 ●軽量化と主翼面積を増やして翼面荷重を減らしてみます。あと垂直尾翼面積を減らしてみます。
仕様
主翼 | ||
翼型 | 平板 | |
平均翼弦 | 16.0 | ㎝ |
翼長 | 55.0 | ㎝ |
面積 | 880.0 | cm2 |
水平尾翼 | ||
平均翼弦 | 7.3 | ㎝ |
翼長 | 24.0 | ㎝ |
面積 | 175.2 | cm2 |
モーメントアーム | 26.1 | cm |
水平尾翼容積比 | 0.32 | (0.30~0.60) |
垂直尾翼 | ||
平均翼弦 | 7.5 | ㎝ |
高さ | 10.0 | ㎝ |
面積 | 75.0 | ㎝ |
モーメントアーム | 26.7 | ㎝ |
垂直尾翼容積比 | 0.041 | (0.02~0.05) |
重量 | ||
胴体・主翼 | 133.5 | g |
Lipo 2S360mAh | 28.0 | g |
計 | 161.5 | g |
翼面荷重 | 18.4 | g/dm2 |
主翼垂直尾翼面積比 | 8.5 | %(5~10) |
詳しいデータが別ウインドウでご覧になれます。 ▶FunFry.pdf
主翼 | ||
翼型 | 平板 | |
平均翼弦 | 17.5 | ㎝ |
翼長 | 80.7 | ㎝ |
面積 | 1412.3 | cm2 |
水平尾翼 | ||
平均翼弦 | 13.0 | ㎝ |
翼長 | 28.0 | ㎝ |
面積 | 364.0 | cm2 |
モーメントアーム | 29.9 | |
水平尾翼容積比 | 0.44 | (0.30~0.60) |
垂直尾翼 | ||
平均翼弦 | 11.0 | ㎝ |
高さ | 14.0 | ㎝ |
面積 | 154.0 | ㎝ |
モーメントアーム | 31.4 | ㎝ |
垂直尾翼容積比 | 0.042 | (0.02~0.05) |
重量 | ||
胴体・主翼 | 259.5 | g |
Lipo 2S360mAh | 60.0 | g |
計 | 319.5 | g |
翼面荷重 | 22.6 | g/dm2 |
主翼垂直尾翼面積比 | 10.9 | %(5~10) |
詳しいデータが別ウインドウでご覧になれます。 ▶FunFry2.pdf
主翼 | ||
翼型 | 平板 | |
平均翼弦 | 17.5 | ㎝ |
翼長 | 74.0 | ㎝ |
面積 | 1295.2 | cm2 |
水平尾翼 | ||
平均翼弦 | 13.0 | ㎝ |
翼長 | 28.0 | ㎝ |
面積 | 364.0 | cm2 |
モーメントアーム | 39.9 | |
水平尾翼容積比 | 0.64 | (0.30~0.60) |
垂直尾翼 | ||
平均翼弦 | 11.0 | ㎝ |
高さ | 14.0 | ㎝ |
面積 | 154.0 | ㎝ |
モーメントアーム | 41.4 | ㎝ |
垂直尾翼容積比 | 0.067 | (0.02~0.05) |
重量 | ||
胴体・主翼 | 324.5 | g |
Lipo 2S360mAh | 60.0 | g |
計 | 319.5 | g |
翼面荷重 | 32.5 | g/dm2 |
主翼垂直尾翼面積比 | 11.9 | %(5~10) |
詳しいデータが別ウインドウでご覧になれます。 ▶FunFry3.pdf
翼型について
平板翼とクラークY,クラークZの比較です。別ウインドウで開きます。 ▶平板翼 Clark Y Z 比較
参考文献等
▶低レイノルズ数流れにおける矩形平板翼の空力特性